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3DCGを使ったイラスト背景制作



こんにちわ、イラストレーターのくさすけです。

僕は3DCG(主にBlenderという無料のソフト)を使用して、現在イラストの背景制作を行なっております。


3DCGを使用した背景の制作方法に関しては、たくさんの方がYouTubeやブログで紹介しているので、

今回僕が紹介したいのは


①3DCGをイラストレーターが使うメリット

②3DCGを使うイラストレーターが増えている理由


この2つに絞ってイラストレーター目線でお話していければなと思います。

長くなってしまうので

今回は①3DCGをイラストレーターが使うメリット

をお話していきたいと思います。



①3DCGをイラストレーターが使うメリット

まずは

1.ご依頼者様より希望のあった背景の写真

2.それを元に制作した3DCG

3.完成したイラスト

こちらをご紹介させて頂きます。

↓↓


◾️ご依頼者様より希望のあった背景の写真


◾️それを元に制作した3DCG


◾️完成したイラスト


僕が思う3DCGを使う1番のメリットは

「制作時間の短縮」だと思います。

これは、楽ができる。手を抜ける。という意味ではありません。

実際に手を動かす時間は3Dを使用しない場合と同じか、もしくはそれ以上にかかる場合もあると思います。


では、何が「制作時間の短縮」なのか、、、。

それは「情報収集の時間」が短縮できる。という点になります。


背景だけはでなく、通常イラストを描く際は

必ず頭の中で一旦情報を整理し、描きたいものをイメージすると思います。

描きたいものを想像し、どの角度から描くのか。

そしてそれはどんな見え方をするのか。パースはどうなるのか。光源はどこにあるのか。。など

たくさんの情報を無意識、もしくは意識をして整理していると思います。


背景も同じで

「時間帯」「季節」「場所」など、

背景を描く上で必要な情報を整理して、頭の中でイメージして描いていると思います。

必要な情報が頭の中になければ

調べたり、実際に見る事によって情報を取得しています。

3Dを使うと、この「情報収集の時間」を短縮する事ができるんです。


3D上では光源やカメラワークだけでなく、大気の設定などもできるので

自分が描きたいイラストの情報を細かく再現できます。



「いやいや、再現できてもCG作れないよ。調べたほうが早いでしょ。」


などと思われる方もいるかと思いますが、、、

安心して下さい。

次回の「②3DCGを使うイラストレーターが増えている理由」にも繋がりますが

最近では商用利用可能でハイクオリティな無料素材が山ほどあります。


今回も時間のかかるクッションや、樹木などのオブジェクトは無料素材を使用しました。

また、一度作成した素材は使いまわす事ができるので

長期的に見ると、資料を集めたり、実際に足を運ぶよりも時間の短縮ができるんです!


イラストを1枚描くのには凄く時間と労力がかかります。

でも「手を抜きたくない!」「楽をしたくない!」

絵を描くのが好きな人ならみんなそう思っていると思います。

情報収集をCGに任せ、少しでも手を動かす時間を作る事によって

より良いイラストを制作してみてはいかがでしょうか。


因みに、デメリットはそこそこ性能の良いPCが必要。でした(笑)


この記事を見て「3Dやってみたい」って思ってくれた方がいたら

また、参考になったブログやYouTubeなどを紹介していきたいなと思います!


最後まで読んで頂きありがとうございました😊


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